朝の光がゆっくりと庭を包みはじめるころ、私はコーヒーを片手に、静かに椅子に腰を下ろしました。
鳥の声、風の音、そして遠くで聞こえる生活の音。
何気ないそのすべてが、心の深いところに沁みていきます。
“Sometimes the brightest light is the one that shines quietly behind.”
― いちばん明るい光は、ときに静かに背後で輝いているもの。
この言葉を思いながら、ふと感じたのです。
今まで私は「前に出ること」で光を探していたのかもしれない。
強くあらねば、明るくいなければ、
人を照らすことはできないと思っていました。
でも、神さまは優しく教えてくれました。
光はいつも前だけにあるのではなく、
ときに“背後”から、私たちをそっと包んでくださっていると。
まるで、詩篇91篇にあるように――
“He will cover you with His feathers,
and under His wings you will find refuge.”
(主はご自分の羽であなたをおおい、
その翼の下にあなたは身を避けるであろう。)
恐れの中でも、病の中でも、
見えない羽がいつも私を覆っている。
それは「守られている」という静かな確信。
嵐の中にいても、安心して深呼吸ができるような、
そんな平安が心の奥に流れはじめました。
私はこれまで、人生の中で多くのステージを歩いてきました。
人前で輝く時期もあったし、
目立たないところで誰かを支える時期もありました。
今は――後者のほうが、心にしっくりきます。
「縁の下の力持ち」ではなく、
“Quiet Light” ― 静かに灯る光として存在していたいのです。
お庭の朝は、そんな思いを形にする場所。
一杯のコーヒー、ひとつの祈り、ひとすじの光。
それだけで十分に満たされる時間があることを、
私は少しずつ学んでいます。
神の光は、時に眩しく、時に柔らかく、
でも決して私たちから離れることはありません。
たとえ見えなくても、
Even in fear and sickness, we are protected under His wings.
(恐れや病の中にあっても、私たちは神の翼の下に守られている。)
そう信じて、今日も私は
Quiet Moments ― 静かな時間の中で、
新しい一日を始めます。
🌿 Under His wings, I find peace.
(神の翼の下で、私は平安を見出す。)